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【スウェーデンワーホリ】ビザ申請方法・仕事・費用・保険等解説シリーズ④ダニ媒介性脳炎などのワクチンについて

 

(最終更新日:2023/07/01)

ミニマリストブロガーのシンジです。

2023年1月26日より、ワーキングホリデースウェーデンに来ています。

(現在はヴェステルボッテン県ウメオ市に在住)


Facebookで、【2023年】スウェーデンワーホリ&留学生活サポートセンターというページを運営しております。

ワーホリや留学のビザ・生活にお困りの方は是非グループにご参加の上、ご質問いただけますと回答を差し上げます。


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目次

  1. 構想
  2. 準備<言葉/英語編>
  3. 準備<仕事/お金編>
  4. 準備<ビザ申請前編>  
  5. 準備<ビザ申請後編>
  6. 準備<ワクチン編> 
  7. 準備<家編>
  8. 渡航後・現地での手続き編 
  9. 生活・物価編

海外長期滞在とワクチン 



これまでも、台湾・アメリカ・モンゴル・シンガポールなどに仕事&プライベートで長期滞在をしましたが、海外長期滞在で必ず確認したいのがワクチンです。

特に、日本ではなじみのない病気が海外では存在します。
この記事では、特に初めての海外長期滞在者に向けたワクチン関連の情報を整理します。

ワクチン未接種での渡航は非常に危険です。

国が変われば病気も変わります。

考えれば当然ですが、スウェーデン人が当たり前に受けているワクチンを日本人は受けていない可能性があります(ダニ媒介性脳炎はその典型例)。

海外でのアクションは全て自己責任になりますので、本記事も含めてご自身で情報リサーチをしっかりやっていきましょう。

基本的に保険適用外のワクチンも多いので、必要なワクチンを接種するとかなりの費用がかかるので、その費用もワーホリの準備費用に盛り込んでおかなければなりません。

基本的に海外長期滞在のワクチンはトラベラーズ外来がある病院やクリニックで接種することになります。

ご自身のお住まいの近くで必要なワクチンの調達が可能なトラベラーズ外来を探しておくと良いでしょう。


ワーホリ自体の申請方法などの記事はこちらから↓

  1. 構想
  2. 準備<言葉/英語編>
  3. 準備<仕事/お金編>
  4. 準備<ビザ申請前編> 
  5. 準備<ビザ申請後>
  6. 準備<ワクチン編> ⇦本記事はここ 
  7. 準備<家編>
  8. 渡航後<現地での手続き編>


大阪にお住まいの方


(2022/06/07良い病院を見つけました)


大阪トラベルクリニックHP:こちら


私が大阪にアクセスできるエリアに住んでいますので、大阪でトラベル外来を探し続けて、やっと良い病院を見つけました。

上記リンクの大阪トラベルクリニックさんです。


海外長期滞在のワクチン接種やアドバイジングに強いらしく、今回の渡航のためのワクチンは全てここで打ちました。


結局何のワクチンを接種すべきなのか?



僕は上記のサイトを参考に接種すべきワクチンをリストアップしています。

2022年5月時点の段階で破傷風、日本脳炎、AB型肝炎の接種は終わっており、残すところダニ媒介性脳炎とMMR、4種混合ぐらいです。

上記はスウェーデンだけに滞在するためのワクチンですので、狂犬病浄化地域外に旅行をする予定があるなら、狂犬病ワクチンは接種しておいた方がいいと思われます。


費用↓

A型肝炎:約3万円
B型肝炎:約2.5万円
成人用四種混合:1回約1万円
MMR (麻しん・風しん・ムンプス混合)ワクチン:約14,850円



ダニ媒介性脳炎

こちらが厚労省のページです。

以下、引用。

ダニ媒介脳炎は中枢神経系に影響するウイルス感染症であり、軽症例から、より重篤で生命を脅かす病態まで、広い範囲での症状を引き起こします。東部から中央ヨーロッパ、ロシア、中国北部までの広い地域で、およそ年間1万~1万5千例の感染があると推計されています。

ヨーロッパ亜型による感染では、そのほとんどが二相性の経過をたどります。第一相では発熱、頭痛、眼窩痛、全身の関節痛や筋肉痛が1週間程度続き、解熱後2~7日間は症状が消え、その後第二相には、痙攣、眩暈、知覚異常、麻痺(まひ)などの中枢神経系症状を呈します。致死率は1~2%、回復しても神経学的後遺症が10~20%にみられるといわれています。


特に私の場合は、スウェーデン(北ヨーロッパ地域)での滞在が長くなるので、北ヨーロッパに特化したワクチンを今年は接種します。

私が接種を予定している病院はファイザー製のワクチンがあり、

  • 初回
  • 初回から6か月後
  • 初回から12か月後
の3回の接種をするように記載がありました。

輸入ワクチンなので1回あたりは15,000円のようです。
病院によって差はあると思います。

つまり、北ヨーロッパに行くなら1年以上前からワクチン接種などを準備をする必要があると個人的には考えています。

現地のスウェーデン人の友人にダニ媒介性脳炎のワクチンについて聞くと「スウェーデン人は幼少のころに必ず受ける。接種していないならスウェーデンに来ない方が良い」と言っていました。

この話を受けて、比較的接種の優先度が高いと感じたので以下のスケジュールで接種をしました。

  • 2022年6月 1回目
  • 2022年12月 2回目

3回目は2023年の7月にスウェーデン現地でブースター接種をしようと思っています。


(接種の判断は自己責任でお願いします。当記事は接種を推奨するものでは一切ございません。)


狂犬病

引用元:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/



個人的には死神の化身だと思っているくらい警戒しているMAXでやばい感染症です

致死率100%と言われている病気です。


大事なことは2度言います。狂犬病の致死率は100%と言われています。


日本などの狂犬病浄化地域の国では一般的ではないですが、世界では比較的罹患の多い病気です。

上記の地図を見ると、ごく一部の地域を除くほとんどの地域が発生している地域として存在しています。

私が行く予定のスウェーデンは幸運にも日本と同じく狂犬病浄化地域ですので、私は狂犬病ワクチンの接種は予定していません。


ただし、狂犬病は海外に滞在する際には必ず気を付けておきたい病気です。

ワクチンは短い間隔で3回事前接種を行います。
費用は病院により異なります。


私も場合によってはヨーロッパ旅行の前にスウェーデンで狂犬病ワクチン接種を検討しています。


(接種の判断は自己責任でお願いします。当記事は接種を推奨するものでは一切ございません。)


A・B型肝炎

A型肝炎ワクチンの詳細はこちらをご覧下さい。合計費用は約3万円です。

B型肝炎ワクチンはこちらをご覧ください。合計費用は約2.5万円です。

(接種の判断は主治医に相談のうえ自己責任でお願いします。当ブログは一切の責任を負いかねます。)


成人用三種混合(Tdap)


成人用三種混合(Tdap)はこちら
DPTまたはDPT-IPVワクチンを接種しても、百日咳の免疫効果は4-12年で低下し、感染する可能性がでてきます1)。日本では百日咳に対する定期予防接種は乳幼児期にしかないため、成人で百日咳が流行していることが問題となっています1)。百日咳含有ワクチン(Tdapまたはトリビック®)を10歳以降に追加接種すると、百日咳の抗体が再度上昇し、百日咳感染の予防につながります。
(上記サイトより引用)

費用は1回約1万円。

(接種の判断は主治医に相談のうえ自己責任でお願いします。当ブログは一切の責任を負いかねます。)


MMR (麻しん・風しん・ムンプス混合)ワクチン

MMR (麻しん・風しん・ムンプス混合)ワクチン

麻しん風しん混合(MR)ワクチンとは?


上記サイト内に記載がある通り、麻しん・風しん・ムンプス混合のワクチンです。

いわゆるルーティンワクチンと呼ばれるやつで、人間なら定期的に打とうぜ的な立ち位置です。


費用は1回約14,850円。


なお、本記事は接種を推奨する記事ではなく、あくまでも事実を紹介する記事で、ワクチン接種判断は自己判断でお願いします。

(接種の判断は主治医に相談のうえ自己責任でお願いします。当ブログは一切の責任を負いかねます。)

本記事は以上となります。


リンク集

  1. 構想
  2. 準備<言葉/英語編>
  3. 準備<仕事/お金編>
  4. 準備<ビザ申請前編>  
  5. 準備<ビザ申請後編>
  6. 準備<ワクチン編> 
  7. 準備<家編>
  8. 渡航後・現地での手続き編 
  9. 生活・物価編