(最終更新日:2023/07/01)
ミニマリストブロガーのシンジです。
2023年1月26日より、ワーキングホリデーでスウェーデンに来ています。
現在はヴェステルボッテン県ウメオ市に在住。
Facebookで、【2023年】スウェーデンワーホリ&留学生活サポートセンターというページを運営しております。
ワーホリや留学のビザ・生活にお困りの方は是非グループにご参加の上、ご質問いただけますと回答を差し上げます。
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目次
準備<ビザ編>
ワーキングホリデービザの申請条件は以下となります。
be a citizen of Australia, Chile, Hong Kong, Canada, Japan, New Zealand, South Korea or Uruguay
be between 18 and 30 years old
have a valid passport (if your passport is about to expire, you should extend it because you cannot get a permit for longer than your passport is valid)
have enough money so you can provide for yourself initially in Sweden (at least SEK 15,000)
have a return ticket or enough money to buy one
have comprehensive health insurance that covers healthcare in Sweden (not applicable to citizens of Australia)
in most cases pay a fee (application fees for working holiday permits)
not have any accompanying children.
(引用元:Migrationsverket)
ご自身がこの条件に当てはまるかを確認し、必要書類を入手したら上記リンクの移民局のWEBサイトからオンライン申請します。
また、必要書類準備のポイントがいくつかあります。
ポイント①残高証明
英文での残高証明書を準備しましょう。
各メガバンク及び多数の銀行が対応しています。私はメインがソニー銀行でしたので郵送で英文残高証明を請求し、1週間程度で書類にて郵送いただきました。
私は為替リスクがあったので、スウェーデンクローナで必要額より大幅に高い金額を準備しました。
復路のフライトチケットの購入はしなかったので、どれだけ高くなっても往路フライトがカバーできるであろう金額を想定し、その3倍の金額で残高証明をしました。
誤解を生む恐れがあるので、金額の明記は避けたいと思います。
ポイント②フライトチケット
ビザの申請の際にフライトチケットを添付する必要はありません。
ビザの承認が降りてからの購入でも問題ないです。
筆者は2023年1月にワーキングホリデービザを使って渡航しますが、航空会社はQATAR AIRWAYS(カタール航空)にしました。
カタール航空は、記事執筆時点で設立以来一度も墜落事故を起こしていないことで有名です。
2022年度版の世界航空会社安全ランキングでは見事1位に輝いた信頼に値する航空会社です。
ルートは「成田⇨カタール(ドーハ)⇨ストックホルム」所要時間はトランジット込みで約24時間です。
他にも色々な航空会社が便を出していますが、フライト時間がとても長くなるので中東あたりで一度トランジットがある方が個人的には良いと思ったので、カタール航空は筆者にとって最適でした。
関西にお住まいの方なら、Finairが運行する関空→ヘルシンキ(10時間)→ストックホルムというルートもあります。
(私はUmeå在住なので、ストックホルムからさらに国内便で移動しました)
ポイント③保険
短期海外旅行の場合はクレジットカード付帯の海外保険で良いかもしれませんが、それでも補償範囲は専門の保険会社に比べると十分とは言えません。
特にワーキングホリデーでは海外保険への加入が義務付けられているので、その場合は加入する必要があります。
注意点:保険開始日は入国日と同じでなければならない
(↑自分はこのミスで数日ロスしました)
私の場合はフライトが1月26日成田発で、到着は現地時間で27日13時です。
つまりこの場合、保険の開始日は1月27日でなければならないということです。
私は、ステップインというドイツに本店がある海外保険会社を選びました。
保険契約前に不明点があればメールで問い合わせる事ができます。
私は日本人のスタッフさんが日本語で丁寧に対応してくださったので、不明点を解消した上でプランに加入する事ができました。
スウェーデンにワーホリに行く場合はステップインの場合「エコノミープラス」というプラン以上でなければいけないとのことでした。
安かろうで別の保険会社を選んで、その会社の補償内容がスウェーデン移民局の定める基準を満たしていないと、書類の追加提出になりとても時間がかかります。
(その基準を移民局ホームページで明記された部分が見当たらないのがなんとも嫌なところ)
エコノミープラスは安くはないですが、確実に最速でビザを獲得したいのであればステップインのエコノミープラスをお勧めします。
申請方法と結果通知までの所要時間
スウェーデン移民局ホームページから電子申請を行います。
必要書類を添付しながらパソコン上で進めていくだけなので、特に難しい部分はありません。
画面に従って進めてください。
私の場合のケースを時系列でメモしていきます。
【シンジのビザ申請時系列】
2022/9/17:ビザの電子申請完了
2022/9/19:書類を移民局が受け取ったとの画面表示あり
2022/10/31:音沙汰がないので問い合わせフォームから状況確認依頼の回答を送信。1日で以下の返信あり
Dear Sir/Madam, Thank you for your e-mail. We can not say exactly how long it takes before a decision is made in a case. Other things that can affect the number of applications received by the authority. If there are more applications than normal, this may mean that the applicant has to wait longer before the case begins to be processed. From what I can see there is no case officer for the application, I can refer you to an administrative assistant and maybe she can answer your question. Her name is 担当者の名前, e-mail:メアド Best regards
2022/11/1:上記の担当者へメール
2022/11/1:待てないので試しに移民局へ電話。ケースワーカーがアサインされていないので何も始まっていないと言われる
2022/11/02:先般担当者から返信あり
Dear Shinji, Thank you for your email. Your case has not been assigned to any case officer yet. We process all applications in order after the income date to the Migration Board and it’s impossible to give exact processing times. We will try to process the case within 3 months from the date of submission of the application. Kind regards
2022/12/25:移民局に「まだか?」の連絡をしたら以下の連絡がありました。
Your case has not been assigned to any case officer yet. We process all applications in order after income date to the Migration Board Board and it’s impossible to give exact processing times. Currently, the estimated waiting time for Working Holiday Visa is about 3,5 months from the date your application was submitted
2023/1/13 突然ケースワーカーがアサインされる。保険の開始日は入国日と同じでなければならないので修正して提出せよとの連絡がある。
2023/1/20 ビザ承認通知のメールが来た。
移民局への連絡方法とコツ
移民局には英語かスウェーデン語で電話をします。
(注意:日本の大使館に問い合わせてもビザに関しては回答してくれません)
まず、ビザ申請に関して必要な用語や登場人物の解説をします。
- コントロールナンバー:ビザ申請後に付与される案件管理番号。問合せ時の明記必須
- アシスタント:待ち状況や一般的な質問に答えてくれる人物。ケースワーカーではない。
- ケースワーカー:ビザの承認判断をする人物。
下記移民局のページにスウェーデン移民局の電話番号と繋がりやすい現地時間の記載があるので、ご活用ください。
電話をかける際は、Skypeを利用するようにします。
Skypeだとアカウント登録&スウェーデン国内への1ヶ月かけ放題プランで費用が最小限に抑えられます。
ちなみに、こちらのリンクで移民局のマイページにログインすることなく自身のビザのステータスを確認できます。
↓この画面でcontrol number or check numberの方にチェックを入れてからご自身のコントロールナンバーを入力。
移民局のマイページでケースワーカー(案件担当者)が担当としてアサインされたとの表示がなければそれは「まだビザ審査の段階まで来ていない」ことを意味するとのこと。(つまり、列で待っている状態)
提出書類に不備があれば、担当のケースワーカーからメールが来ます。
私の経験上、ケースワーカーがアサインされてからビザ承認までの時間はすごく短いが、申請してからケースワーカーがつくまでの時間が長い。
アシスタントの活用方法
アシスタントは自動的にはアサインされません。
私の場合は、移民局の連絡フォームがあるページから「ワーホリビザの待ち時間はどのくらいか?誰か連絡を取れるアシスタントの連絡先を教えてくれないか?」という旨のフォームを自分で送信しました。
アシスタントとの連絡はビザ承認に関して必須条件ではありませんが、一般的な質問に答えてくれるので連絡先として確保しておくと便利です。
在日スウェーデン大使館訪問
ケースワーカーへの追加書類提出が完了した翌日に「大使館に出向いてパスポートを見せにに行ってください」とのメールが。
2022年11月1日からルールが変わったらしく、ビザの種類に関係なくビザが承認される前に一度東京の大使館に出向いて以下の書類を提示する必要があります。
- パスポート原本
- 申請時に添付した書類のコピー全て
注意点として、私がメールで知らされた曜日は「毎週木曜の1000-1100のみ上記の訪問を受け付けるが大使館の休館日は除く」
つまり、運悪く上記のメールを受信した直近の木曜が大使館の休館日だった場合、直近の次の木曜が最短ということになります。
東京へのアクセスが遠い地域に住まれている方はご注意ください。上記は執筆時点での情報なので、必ずご自身で最新情報は確認するようにしてください。
- 承認通知の手紙は大使館での受け取りは不可。
- Migration Sverketに登録した住所に「普通郵便」で送られる。 (が、自分の場合はなぜか速達で来た。急いでいることを伝えたいことためか?)
- 過去に発生したことはないが、仮に配達途中で紛失したとしても大使館は責任を負わない。
と言うことも新しくわかっています。