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【スウェーデンワーホリ】ビザ申請方法・仕事・費用・保険等解説シリーズ⑥渡航後・現地での手続き

  

(最終更新日:2023/07/01)

ミニマリストブロガーのシンジです。

2023年1月26日より、ワーキングホリデースウェーデンに来ています。

(現在はヴェステルボッテン県ウメオ市に在住)

Facebookで、【2023年】スウェーデンワーホリ&留学生活サポートセンターというページを運営しております。

ワーホリや留学のビザ・生活にお困りの方は是非グループにご参加の上、ご質問いただけますと回答を差し上げます。


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目次

  1. 構想
  2. 準備<言葉/英語編>
  3. 準備<仕事/お金編>
  4. 準備<ビザ申請前編>  
  5. 準備<ビザ申請後編>
  6. 準備<ワクチン編> 
  7. 準備<家編>
  8. 渡航後・現地での手続き編 
  9. 生活・物価編
  10. 服装編


スウェーデンワーホリ解説⑥現地での手続き



本記事では、ビザの承認から渡航後の手続き及び欧州に滞在する際に知っておきたい豆知識を解説します。

  • ビザ承認後
  • 入国後
  • 豆知識①シェンゲン協定ってなんだ?
  • 豆知識②ETIASってなんだ? ⇦結構重要


ビザ承認後



ビザが降りた後に行う行動を簡潔に列挙します。

  1. 日本の大使館から郵送されるビザ承認通知書を受け取る
  2. 出国時に携帯する書類をダブルチェック
  3. 渡航後に訪問する移民局への日程調整を行う

上記3点は1つでも抜け漏れがあると最悪入国拒否される可能性があります。

トムハンクス演じるターミナルみたいになってしまいますね。

(映画好きなので例えが映画になってしまいます笑)


では順番に見ていきましょう。


1. 日本の大使館から郵送されるビザ承認通知書を受け取る


スウェーデンの移民局からビザの承認通知が来ます。

"Your case has been settled"と記載のあるメールがそれに該当します。

その後日本の大使館から郵送でビザ承認通知書が届きます。

 

これはスウェーデン入国の際に必要なので、必ず携帯して出国する必要があります。

「無くした。忘れた。」が一切通用しないのでこの書類は命と同様に扱う必要があります。

私の場合は速達で大使館面接の2日後には到着しました。

郵送される住所は、移民局でアカウントを作った際に登録した日本の住所です。


2. 出国時に携帯する書類をダブルチェック


さて、いよいよ出国の時がやってきました。

携帯する書類を再度確認しましょう。

  • パスポート
  • ビザ承認通知書
  • 残高証明書
  • その他自身で必要と判断する書類(常備薬の英語訳処方箋等含む)

黒太文字の書類はマストです。


今まできたメールをよく読んで何を持っていくべきなのか、何度も何度も確認してください。

飛行機に乗ったら引き返せません。


3. 渡航後に訪問する移民局へのアポ取り


渡航前にするべき最も重要なことがあります。

「現地到着して、移民局に出向いて居住許可証のための指紋手続きと写真撮影」です。

詳細はこちら

居住許可証を郵送する住所を移民局で書かなければならないので、前回の家編の内容とも繋がってきますが、居住許可証を郵送するための住所を持っていなければならないので、到着前に住所を獲得しておくことはこの点においても重要です。

しかし現在のスウェーデンは現地人も困り果てるほどの住宅難。

覚悟して家探しに臨みましょう。。。


以下、実際のアポ取りの際のスクリーンショットです。

↑指紋と写真をとる を選択





↑アポを取りたい街を選択。僕の場合はumeåに住むのでumeå。

大半の方はStockholmになると思います。



↑日付を選択して予約完了


入国後


入国審査の際は、移民局からの手紙パスポートを持って簡単な質疑応答に答えるだけでした。

私の場合は「このビザでスウェーデンで何をする予定か?」「日本での仕事は?」の2点の質問だけだったので、2分程度で入国審査完了でした。

ポイントは、当たりの審査官を見つけること。

結構細かくしつこく聞いてくるタイプの人とサクッといくタイプの人がいるので、飛行機を降りた後の入国審査の際どの列に並ぶのかは勘を働かせながらすぐに行けそうな列に並びましょう。

私が元々並んでいた列の審査官がややこしいタイプの人で、アフリカ系の方に何十分ももはや尋問のような形で質問をしていましたので、僕の前のインド人が移動するタイミングで僕もすれっと列を変えました。

しれっと行かないと、列を変えることを拒否してくる別の担当者とかもいるので誰かについていきながらしれっと「今飛行機降りましたー」的な雰囲気を醸し出すことが重要。


1.外務省への届出

入国後最初のタスクは外務省への届出。

海外に3ヶ月以上在留する邦人はオンライン在留届(ORRネット)という外務省のオンライン在留届出システムに登録する必要があります。

こちらは日本の法律で義務付けられている届出なので必ず行いましょう。

こちらより引用)


届出のためのリンクは以下をタップ

オンライン在留届(ORRネット)


2. 移民局訪問

予約が完了している日程で移民局に行きます。

2/6に移民局に居住許可証の作成のための訪問を行ってきました。

念の為、ビザの申請に使った全ての書類を余すことなく持っていきます。

私が持参したのは

  • 残高証明
  • ビザ承認の手紙
  • パスポート

です。

前段落でご紹介した移民局への訪問手続きを行うと、メールで予約番号が送られます。

以下、到着時から時系列でやることを記載します。

  1. マシンがあるので予約番号で自身の到着をチェックイン
  2. 順番が来て呼ばれる
  3. 書類を担当者に見せる
  4. 氏名、生年月日のダブルチェックを行う
  5. 指紋採取、写真撮影を行う
  6. 居住許可証を郵送してもらう住所を登録してもらう
これで居住許可証のための移民局での作業は終了です。
家編でもお話ししましたが、現在スウェーデンは住宅供給難が続いているため、住宅確保は日本よりはるかにハードルが高いです。
ご自身で工夫して探すようにしましょう。
スウェーデンの郵送事情は日本よりも雑なので、「不在票入れてもらって後で違う住所に再配達してもらうか」という感覚が通じないケースも多いので、確実に受け取れる住所を移民局訪問までに準備する必要があります。


3.現地生活の整備

外務省への手続が終われば、現地生活をスムーズにするために以下についてアクションをしていきましょう。

  • 滞在許可証の受取
  • コーディネーションナンバーの取得
  • 銀行口座開設&SWISH登録
  • SIMカードの契約と必要アプリインストール
  • 仕事探し


滞在許可証の受取

2週間以内に指定の住所に郵送すると言われましたので、届いたらまた追記したいと思います。


コーディネーションナンバーの取得

こちらの動画をご覧ください。




銀行口座開設&SWISH登録

こちらの動画をご覧ください。




SIMカード契約

SIMカードは何かしらの個人番号がないと契約できないので、コーディネーションナンバーが必要です。


仕事探し

別途追記します。

上記について別途私の経験談を交えて記載しますのでしばらくお待ちください。


 

豆知識①シェンゲン協定ってなんだ?



以下、ETIAS公式サイトより引用です。

シェンゲン協定とは1985年にルクセンブルクのシェンゲンで調印された制度で、主にEU諸国の国々での国境管理を廃止または簡略化について定めたものを指します。シェンゲン協定が導入されたことでシェンゲンビザと呼ばれるEU諸国共通のビザが発行されることとなり、現在でもシェンゲン協定の加盟国へ渡航する際はシェンゲンビザの取得が必要となっております。

(引用元:シェンゲンビザ(短期訪問ビザ)とは?


つまり、一言で言うと国境版EU的な協定です。

上記では、シェンゲンビザが必要との記載がありますが私たち日本人はシェンゲン協定加盟国にはほとんどビザなし渡航が可能なので、シェンゲン協定加盟国内の累計滞在日数が90日を超えない限りビザの取得は不要です。

この記事を読んでいるほとのどの人はスウェーデンワーホリ希望者だと思いますので、12ヶ月のビザを取得するので「ホー。こんなんがあるんかー。」程度に頭の片隅に置いておいてください。


1点重要な知識を共有します。

シェンゲン協定内では、査証(ビザ)を必要としない短期滞在については、「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲でのみ認めると規定されています

これを超えると不法滞在になり、渡航歴に傷がついて今後海外移住する際にビザの審査に影響が出るので、ワーホリが終わってヨーロッパ旅行しよっかなーとお考えの方はこの点において日数計算を必ずい行いましょう。

「そろそろ90日超えますよー」的な通知はどこからも来ないので自己管理必須。


 

豆知識②ETIASってなんだ?



以下、ETIAS公式から引用です。

ETIASとは ETIAS(エティアス)とは新たにEU諸国へ入国する際に必要となる「事前渡航認証システム」です。 ETIAS(エティアス)申請の正式名称は"European Travel Information and Authorisation System"と表記します。日本語では「欧州渡航情報認証制度」と訳され、一般的なEU諸国への旅行であれば簡単な手続きだけでビザが不要になるため渡航者にとって便利なシステムです。既にアメリカで導入されているESTA(エスタ)、カナダで導入されているeTA(イータ)と同じ仕組みが、いよいよヨーロッパでも導入されることになりました。

(引用元:ETIAS


こちらはコロナ前から導入が始まろうとしていましたが、コロナの影響で延長に延長が重なり現在2023年11月から導入予。

旅行者であっても申請が必要となります。

シェンゲンと合わせて欧州旅行者にとってはとても大切な知識です。


第三国へ向かうために下記27か国にてトランジット(乗り継ぎ)する場合においてもETIAS(エティアス)申請が必要となります。

(引用元:ETIAS


と言う記載もあるので、例えば成田(非EU)⇨ヘルシンキ(EU内)⇨ロンドン(非EU)のルートの場合でもETIASの事前登録を行なっていないと、ヘルシンキで「あ、君ETIAS申請してないよね。悪いけどロンドン行きの便には載せられないよ。」が発生します。

申請リンクがETIAS公式より発行されたら別途追記します。



目次再掲

  1. 構想
  2. 準備<言葉/英語編>
  3. 準備<仕事/お金編>
  4. 準備<ビザ申請前編>  
  5. 準備<ビザ申請後編>
  6. 準備<ワクチン編> 
  7. 準備<家編>
  8. 渡航後・現地での手続き編 
  9. 生活・物価編
  10. 服装編